

精神疾患がある方への支援は今後も大きく変わろうとしています。
以前は、症状が悪くなると入院し、長期間病院で過ごすことが一般的でした。
しかし現在、国は「できる限り住み慣れた地域で生活を続けられる社会」を目指しています。
これまでの精神医療は、病院を中心とした支援が主流でした。
もちろん入院は必要な治療の一つです。しかし、症状が落ち着いた後も長期間病院で生活することは、ご本人にとっても、社会全体にとっても多くの課題がありました。
現在は、「地域包括ケアシステム(精神障がいにも対応した地域包括ケアシステム)」の考え方が進められています。
目指しているのは、
「必要な医療を受けながら、住み慣れた地域で、その人らしく暮らし続けること」です。
そのために、
などが連携し、一人の生活を支える仕組みづくりが進められています。
急性期などで入院が必要なときはしっかり治療を受け、状態が安定したら再び地域で生活できるよう支援することが理想とされています。
地域で暮らすことには、多くのメリットがあります。
つまり、「病院か地域か」ではなく、それぞれの役割を活かしながら、
その人にとって最適な支援を提供することが重要なのです。
私たちが目指しているのは、単に訪問看護を提供することではありません。
「精神疾患や認知症があっても、その人らしく地域で安心して暮らせる社会をつくること」
これが、私たちの使命です。
利用者様だけでなく、ご家族、医療機関、ケアマネジャー、相談支援専門員、行政、福祉サービスなど、地域のさまざまな支援者と連携し、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。
私たちはこれからも、
「心の安心を地域の日常へ」
という想いを胸に、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう支援してまいります。